こんな方におすすめ
- FXスイングトレードのコツを知りたい!
- FXスイングトレードで初心者はどんな手法から始めるの?
- 現役トレーダーのスイングトレードで使うテクニックって?
現役のFXトレーダーによるスイングトレードについて!
ゆったりと時間をかけて1つの取引を終えるスイングトレードは、仕事の合間はもちろん初心者にも。
今回は、初心者でも実践できるシンプルなスイングトレードの手法をご紹介!
さらに!現役トレーダーが自信を持って「初心者向けのテクニック」をお伝えします。
FXスイングトレードって何?初心者向けに解説
ポイント
人によっては数か月以上は持ち続ける事もあり、少なくとも1日以上で取引を終えるのはスイングトレードの認識で大丈夫。
FXスイングトレードのメリットは「ゆったりさ」
ポイント
決済までは長いけど、トレードに使う時間は少ない!
スイングトレードで最大のメリットは非常に「ゆったりした時間軸のトレード方法」であること!
例えば、短期売買のスキャルピングでは1分~30分のローソク足、数分~数十分単位の値動きを見るので「画面に張り付く時間」が長いです。
しかし、スイングトレードなら短くとも1時間~4時間のローソク足、数時間おきの値動きを見るので「画面には張り付く時間」が短くなります。
初心者が誤解しやすいのは、一旦注文したら後は放置できると思ってしまう事!
頻繁に取引はしませんが、注文後の値動きを最低でも1日1回は確認しましょう。(予想が外れた時に損失を減らすコツです!)
FXスイングトレードのデメリットは「遅さ」
ポイント
決済までの時間が長い!
スイングトレードの弱点は取引の結果が出る「遅さ」!
1回のトレードに要する時間が最低でも1日。トレードの結果が利益、損失どちらも分かるのが遅いのです。
つまり、とにかくトレード回数をこなしたい場合にはデメリットになります。
その反面で、現役トレーダーとしての意見では「長い時間の値動き」がしっかり分析できていれば、まず負ける可能性は低いです。
価格の動きから予想するテクニック(テクニカル分析)が上達すると、高勝率を初心者でも出しやすいと言えます。
FXスイングトレード初心者向けの手法「ライントレード」
初心者はまず、いたってシンプルな手法「ライントレード」から始めてみては?
どんな手法か簡単に説明すると、チャートに線を引いて線に価格が触れたら売買する手法です。
具体的に、4時間足以上のゆったりした長期のローソク足にトレンドラインを引いて、スイングトレードを行います!
※水平線を使ったライントレードもありますが、初心者向けに簡単なトレンドラインを使います。
【FXスイングトレード 初心者編】トレンドとは
トレンドとは相場の流れです。例えば、流行りのファッションを「トレンド」と言ったりしますよね。
つまり、今の相場が価格を上げるのが流れなのか?価格を下げる流れなのか?FXをする全ての人が、どっちの方向に目線を向けているかの話です。
ポイント
- 上昇トレンド・・・安値を切り上げて、高値も切り上げる状態
- 下降トレンド・・・安値を切り下げて、高値も切り下げる状態
トレンドには上昇と下降の2種類があり、初心者はまずトレンドはどっちなのかを理解して、今の相場の流行に乗るのが負けにくいです!
【FXスイングトレード 初心者編】トレンドラインの引き方を解説!
トレンドラインとは、トレンドを支えるラインです。
トレンドラインの書き方
- 上昇トレンドなら、安値と安値を結んだ線
- 下降トレンドなら、高値と高値を結んだ線
上昇トレンドなら安値に引き、下降トレンドなら高値に引きます。つまり、トレンドライン上で価格が支えられる限りは手法が成立。抜ければ損失といったシンプルな仕組みです。
また、スイングトレードで使うような日足や週足のトレンドラインは長く機能しやすく、ラインも引きやすいです。
実際に引いてみるとこんな感じ。
上昇トレンドなら安値と安値を結んで書きます。最初の2点が結べればトレンドラインを予想して引け、ライン際で買った後に価格が支えられ上昇を継続すれば成功です。
スイングトレードでのコツは、難しく考えず安値と安値を結び、抜けたら迷わず損切り!シンプルに考える事です。
FXスイングトレードはスワップでFX会社を選ぼう
ポイント
- スイングトレードは長期トレード
- ポジションに影響するスワップに気を付ける
- プラススワップとマイナススワップ
通貨同士の金利差によって発生するスワップポイント。
通貨ペアの間で金利差がある場合に、受け取るスワップ(プラススワップ)/支払うスワップ(マイナススワップ)としてポジションに反映されます。
スイングトレードでは、1日以上もポジションを保有するので意識せざるを得ません!
- マイナススワップが低い
- プラススワップが高い
具体的にコレを意識してFX会社を選別します。貰えるお金は高く、払うお金は安くといった考えです!
ポンド円&豪ドル円を売りスイングなら!「DMM FX」
DMM FX スワップポイント | ||||
ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | |
買いスワップ | 59 | -1 | 30 | 16 |
売りスワップ | -59 | 1 | -30 | -16 |
ポンド円と豪ドル円を「売り」でスイングトレードするなら、FX会社は「DMM FX」がおすすめです!
なぜなら、売り注文のマイナススワップが低いから。つまり、スイングトレードでポジションを持ち続けるのに支払う「実質の手数料」が低いので有利に取引できます。
ポンド円・豪ドル円 比較 | |||
DMM FX | みんなのFX | GMOクリック証券 | |
ポンド円 | -30 | -45 | -35 |
豪ドル円 | -16 | -20 | -21 |
スワップポイントが優れているFX会社のうち、「DMM FX」はポンド円と豪ドル円の売りスワップが安いです!
つまり、売りポジションの時に支払うマイナススワップが低いので、スイングトレードでの必須なコストを少なく抑えられます。
「DMM FX」のここがスゴイ!
- 優れた取引ツール「スマホ DMMFX」「DMMFX PLUS」「DMMFX STANDARD」
- トレード記録を自動で保存!振り返りに最適な「取引通信簿」
- 業界最狭水準のスプレッド
ドル円&ポンド円を買いスイングなら!「みんなのFX」
みんなのFX スワップポイント | ||||
ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | |
買いスワップ | 60 | -3 | 45 | 20 |
売りスワップ | -60 | 3 | -45 | -20 |
ドル円とポンド円を「買い」でスイングトレードするなら、FX会社は「みんなのFX」がおすすめです!
2019年現在の金利で「ドル円」「ポンド円」の買い注文はプラススワップです。つまり、スワップポイントが高い方が有利になります!
ドル円・ポンド円 比較 | |||
みんなのFX | DMM FX | GMOクリック証券 | |
ドル円 | 60 | 59 | 54 |
ポンド円 | 45 | 30 | 32 |
スイングトレードで何日かポジションを持ち続ける、すると受け取るプラススワップ!比べてみると意外とその差は大きい。
トレードによって得た利益と金利差で得た利益、この2つの恩恵を受けられるのは、FXでスイングトレードをするメリットとも言えますね。
「みんなのFX」のここがスゴイ!
- 業界最高水準の高スワップで長期投資にも!
- 高頻度で開催される「スプレッド縮小キャンペーン」
- 24時間体制のサポート
ドル円&ユーロ円を売りスイングなら!「GMOクリック証券」
GMOクリック証券 スワップポイント | ||||
ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | |
買いスワップ | 54 | -8 | 32 | 20 |
売りスワップ | -56 | 7 | -35 | -21 |
ドル円とユーロ円を「売り」でスイングトレードするなら、FX会社は「GMOクリック証券」がおすすめです!
「ドル円」の売りポジションはマイナススワップ、「ユーロ円」はプラススワップつまり。
- ドル円の売りスワップはマイナスが小さいほど有利
- ユーロ円の売りスワップはプラスが大きいほど有利
ドル円・ユーロ円 比較 | |||
GMOクリック証券 | DMM FX | みんなのFX | |
ドル円 | -56 | -59 | -60 |
ユーロ円 | 7 | 1 | 3 |
ちょっとしたコツですが、ドルとユーロは逆相関がみられやすい通貨です。
逆相関なので、一方の価値が上がれば片方は下がります。必ずしも成立すると言いきれませんが相関、逆相関を意識するのもFXでスイングトレードをするテクニック!
「GMOクリック証券」のここがスゴイ!
- 高機能の取引ツール「はっちゅう君FXプラス」「GMOクリックFX」
- ほぼ全てのサービスを利用できる「デモトレード」
- スワップ&スプレッドは業界最高の水準
FXスイングトレードで人気の手法は「グランビルの法則」
国内でもポピュラーな手法、その大半はスイングトレードで効果を発揮しやすいです。
なぜなら、どちらも過去の価格の動きを重視した手法だから。
つまり、長期取引のスイングトレードは「長期の相場の流れ」を狙うため相性が良いのです。過去の値動きは、長期にわたって全てトレーダーに意識されます。
長期と過去の関係を利用した手法は理に叶っているので、プロでも使う人は多いですよ!
グランビルの法則とは「移動平均線」を使った手法
グランビルの法則は移動平均線を使った手法の中でも代表格!
具体的には、移動平均線と価格の交差に合わせて売買をする手法です。
数ある手法の中でも、基本的に仕組みはシンプルで初心者でも理解するは難しくありません。
グランビルの法則では、移動平均線の向きと価格の動きからテクニカル(値動き)を捉える手法です。
それぞれ、買い(1)~(4)と売り(1)~(4)の合計8つのパターンを使って取引をします。
グランビルの法則「買いパターン」
- 買い(1)・・・移動平均線が水平・下降の最中、価格が移動平均線を下から上へ抜けた時
- 買い(2)・・・価格が移動平均線を下回ったが、移動平均線が上向きの時
- 買い(3)・・・移動平均線の上に価格があり、上向きの移動平均線を下回る事無く、価格が上昇した時
- 買い(4)・・・下向きの移動平均線から、大きく価格が離れた時
グランビルの法則「売りパターン」
売り(1)・・・移動平均線が水平・上昇の最中、価格が移動平均線を上から下へ抜けた時
売り(2)・・・価格が移動平均線を上回ったが、移動平均線が下向きの時
売り(3)・・・移動平均線の下に価格があり、下向きの移動平均線を上回る事無く、価格が下落した時
売り(4)・・・上向きの移動平均線から、大きく価格が離れた時
買いと売り、それぞれのパターンをまとめました!文章で読むと正直難しく感じますよね。
1度パターンを覚えれば、そのシンプルさが理解できますが、「手法を覚えるまで」が大変です!
ちょっとした覚えるコツですが、例えば当サイトの「グランビルの法則」の画像を保存してスマホやパソコンの待ち受け画面にしましょう。
FXでは、手法や法則など図で私は覚えるので、初心者の時はこうやって覚えました。
移動平均線とは?
- 移動平均線
- 単純移動平均線
- MovingAverage(MA)
FX会社や取引ツールによって名前は異なるものの、全て役割は同じ「価格の平均値」です。
自分で使い易い、手法に沿った期間を設定して平均値を線にして相場の大まかな流れを把握できます。
グランビルの法則では、20・25・75・200期間とトレーダーそれぞれの設定が存在し、FXでは必ずしも決まってはいません。
グランビルの法則を使った手法のメリットとデメリット
どんな手法でも、必ずメリットとデメリットがあります。
理解する事で、読んだ瞬間からアナタもグランビルの法則を使った手法でスイングトレードを始められます!
メリット
- インジゲーターは「移動平均線のみ」
- スイングトレードと相性が良い
- パターンを覚えれば、初心者でも実践できる
まず、最大のメリットは「手法のシンプルさ」!
多くのプロトレーダーが使う手法には、共通して単純明快な仕組みという特徴があります。
手法はシンプルに、考えを奥深くが重要なコツ。インジゲーターを複数表示すると、一番大切な本来のチャートが見えません。
長く相場をコントロールしている「相場の流れ」を分かりやすくした移動平均線は、利用するのに扱いやすく、初心者にも実践可能です。
デメリット
- もともと「株価」で使われる法則
- 期間設定が人によってバラつきがある
- パターンを覚えていないと実践できない
グランビルの法則は、ジョセフ・グランビル氏が株価と移動平均線の動きを研究し、考え出した手法です。
価格の平均と言う考え方は同じですから、応用してFXにも使われています。
問題なのは、基本的に「200日期間」の移動平均線を使うのが本来のグランビルの法則であること。
FXでは、ここから派生し25期間や、75期間で使われる事も多く初心者は混乱しやすいです。
デメリットを解決するには、難しく考えずに決まった期間設定で手法を使いましょう。
ちなみに私がこの手法を使ってスイングトレードするなら、200期間の移動平均線を使います。
なぜなら、200期間を使った手法やそれを使う投資家も多く、成立する確率が高いからです。
【FXスイングトレード】現役トレーダー推薦!初心者向けテクニック
ポイント
- テクニカル分析で「インジゲーター」を使ってみる
- 手法は検証が大事!初心者は勉強の癖を付けよう。
- チャートは長期テクニカルが最強
FXスイングトレードの基本中のキホン!初心者向けに簡単なテクニックをご紹介します。
例えば、テクニカル(値動き)の分析って初心者には難しいですよね。
そんな時には、トレンド系のインジゲーターを表示して「大まかな流れ」を把握すると分かり易いです。
ド定番なら「移動平均線」は分かりやすくて良いです。
その向きが上なのか?下なのか?で大きな流れをシンプルに理解する事ができます。
ポイント
ローソク足は長期であるほど機能しやすい
上級者になっても必ずと言っても過言なほど重要ポイント!その時間当たりの動きを表すローソク足、これは長期であればあるほど意識されやすいです。
つまり、1~30分足より、1日~月足の方が各トレーダーが見て、判断材料にします。
例えば、1時間足なら30分足が2本、15足が4本、5分足12本。スキャルピングからスイングトレードまでの時間軸でFXをするトレーダー全てが見ますよね。
大は小を兼ねる!長期足ほど正確な分析がしやすいです!
そして、長期足を利用したスイングトレード手法でも、「100%勝てる手法」はありません。
大切なのは同じ手法でも、勝てる時と勝てない時の研究を続けるのがコツであり、FXの究極のテクニック!
それができれば、アナタが一人前のプロトレーダーになるのも夢ではありませんよ。
まとめ スイングトレードは副業の強い味方!
今回は「FXスイングトレードの手法解説!現役トレーダーがコツとテクニック教えます。」のテーマでした!
ポイント
- 時間の長いトレードだから、頻繁にトレードしなくて大丈夫
- 長期のテクニカル分析が勝利のコツ
- シンプルな手法が至高のテクニック
副業でFXを始めたいアナタにとってスイングトレードは最適!もちろん、スイングトレードを覚えれば、他の売買方法でもスキルが役立ちます。
私自身、日中は会社勤めの兼業トレーダーです。スイングトレードは「ゆったりした時間軸」、テクニカル分析をして実践的なコツを掴めば、相場に張り付けなくても大きな収益を狙えます!