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【FX用語まとめ】取引の専門用語・ニュースで見る難しい用語を解説します!

今回は、FXに関する用語をまとめました!

FXって普段の生活では100%聞かない専門用語が多いですよね。

  • 理解できずに、FXで挫折してしまう。
  • 意味が分からず、調べてる間に負けトレード

意外とあり得る、用語を知らずに失敗するケース。

とは言え、FXをするなら用語はずっと使うので覚えておいて損はありません。

具体的に「取引で使うFX用語」「経済情報で使う専門用語」、そして「SNSで使われる独自用語」の3本立てで解説します!

 

取引で使う用語

FXで取引する際に必ず見る、取引関連の専門用語を解説します。

意味を理解していないと、FXの取引をスムーズに進める事ができません。

 

取引する時に、その都度で意味を調べていては稼ぐチャンスを逃す可能性もあります。

なので、取引を実際に行う前に覚えておくのがオススメです!

 

エントリーとは?

エントリーとは、ポジションを持つ事です。

また、「トレードを開始する」と同じ意味合いになります。

 

エントリーした価格、もしくはエントリーを考えている価格を「エントリーポイント」と言います。

例えば、「108円で新規の買い注文をする」とは「108円で買いエントリー」です。

 

また、ポジションを決済する事を「イグジッド」と言います。

つまり、取引を開始するのが「エントリー(入口)」で取引を終了するのが「イグジット(出口)」という事です。

 

約定とは?

約定(やくじょう)とは、取引が成立する事です。

例えば、108円で買いたいと注文した場合、逆に108円の売り注文と結びつき取引が成立します。

 

つまり、買い手と売り手がいて初めてFXは取引が成立するのです。

逆に、注文をしたものの約定しない時を「約定拒否」や「スベる」と言います。

 

ポジションとは?

ポジションとは、未決済の注文です。

例えば、買い注文が約定したら、取引ツールに保有ポジションとして表示されます。

 

約定価格より現在の価格が高ければ「+○○円」、約定価格より現在の価格が安ければ「-○○円」と表示されています。

ポジションは「+(プラス)」の状態で決済すれば利益となり、逆に「-(マイナス)」の状態で決済すれば損失となります。

 

ポジションは決済するまで、利益と損失を確定されません。

 

ショート・ロングとは?

  • ショート=新規売り
  • ロング=新規買い

それぞれ意味はこのようになります。

つまり、「110円でショート」であれば、110円から新規の売り注文をするとい事です。

 

ショート=新規売りですから、決済売りはショートと言いません。

新規売りなので、「空売り」となります。

 

また、ショートポジション・ロングポジションのように、保有中のポジションを表現する時にも使われます。

 

プロフィット(クローズ)とは?

プロフィット(クローズ)とは、ポジションを決済する事です。

 

買いなら売りで決済、売りなら買いで決済というように注文を決済するのを指します。

 

取引は、注文→約定→決済の流れで行うので、1つの取引を終了する「クローズ」という意味合いです。

ポジションを持ち、決済する事を「手じまいする」とも言いますが、「ポジションをクローズする」も同じ意味になります。

 

強制ロスカットとは?

これ以上の損失を抱えると、資産を完全に失う状況を回避する仕組みです。

強制的に損失を決済し、巨額の負債を抱えない為にFX会社によって行われます。

詳しい内容は下記の記事で解説しています。

FXでは強制ロスカットに注意!適切なリスク管理が成功のコツ。

含み益と含み損とは?

  • 含み益=未決済の利益
  • 含み損=未決済の損失

どちらも、不確定な未決済の金額という意味では同じです。

保有中のポジションに対して、確定してない利益・損失がある状態になります。

FXでは、利益も損失も決済するまでは確定しません。

 

例えば、108円で買って現在価格が107円なら「含み損は1円」。この時点では、決済していないので損失とはなりません。

この状態で決済すると、1円分が損失として証拠金から引かれる事になります。

 

利食いと損切りとは?

  • 利食い=利益を決済し、確定させる
  • 損切り=損失を決済し、確定させる

保有中のポジションを決済して、利益もしくは損失を確定させる事です。

 

例えば、「108円で買い注文」の場合

  • 109円で決済なら利食い
  • 107円で決済なら損切り

このようになります。

 

決済する価格が、注文した時の価格から利益・損失のどちらかで言い方が変わると覚えましょう。

 

スワップ(スワップポイント)とは?

2国間の通貨による金利差をスワップ(スワップ金利)と言います。

その金利差によって、得られる金額がスワップポイントです。

 

スワップポイントには、マイナススワッププラススワップがあります。

  • マイナススワップ→ポジションを保有していると支払う
  • プラススワップ→ポジションを保有していると支払われる

マイナススワップは損失、プラススワップは利益と覚えましょう。

FX会社のスワップポイント比較!金利で稼ぐ方法は?

 

相関・逆相関とは?

相関と逆相関とは、異なる通貨同士で連動する関係の事です。

 

例えば、AとBの異なる通貨ペアAの価格が上昇すると、同じくBも上昇するのが相関関係になります。

逆相関なら、AとBの異なる通貨ペアAの価格が上昇すると、Bは下落する連動をみせます。

 

FXでは、相関や逆相関がしばしば観察されます。(必ずではありません)

より具体的に例を挙げると、金先物は経済リスクが高まると買われやすい傾向があり、逆に豪ドル円やカナダドル円などは売られやすい逆相関が観察できます。

 

経済ニュースの専門用語

経済ニュースから、為替の行く末を予想するのを「ファンダメンタルズ分析」と言います。

読み解けると、経済情勢を把握できるので役立ちます。

しかし、経済ニュースは難しい用語がとにかく多いです。

 

これが分かっていないと、重要な情報を得ても理解できず、使いこなせません!

なので、FXをする上で押さえておきたい経済ニュースの専門用語をまとめました。

 

経済指標とは?

経済指標とは、公共の機関によって発表される、経済の状況を表す数字です。

具体的に

  • 雇用者数
  • 失業者数
  • 生産数

これらを数字で発表し、現在の経済を表す指標として発表されます。

また、予想・結果・改定の3つの数字で構成されています。

市場の予想に対して、結果が良ければ「ポジティブサプライズ」、結果が悪ければ「ネガティブサプライズ」として為替市場に影響を与えます。

 

雇用統計とは?

雇用統計とは、失業者数や新規雇用者数など雇用に関する経済指標です。

何人の人が職を失い、新たに何人の人が職に就いかを表します。

 

雇用は、国の経済を左右する重要な要素なので、とても注目度の高い経済指標です。

月初の金曜日に毎月発表されます。

 

消費者物価指数とは?

消費者物価指数とは、消費者の傾向を数値化した経済指標です。

具体的には、消費者がどんな商品・サービスを購入したかを分析した結果になります。

 

難しいので、ざっくり解説すると物価の変動で国民の生活水準を表す仕組みです。

パーセンテージで結果は発表されるので、数字が大きいほど生活が豊かだと判断できます。

 

小売売上高とは?

小売売上高とは、小売業の売上額を表す経済指標です。

つまり、デパート・百貨店・スーパーマーケットなどの売り上げ額がいくらか?を表しています。

 

注目されるのは、前回比からの伸び率(結果)と予想値です。

伸び率が高いほど、小売業界の経済的な豊かさを表します。

 

ISM製造・非製造業景気指数とは?

ISM製造・非製造業景気指数とは、全米供給管理協会(Institute for Supply Management)が発表する経済指標です。

 

製造業約350社非製造業は約370社の購買担当を対象にアンケートを行います。

その結果から、景気の推移を示すのがISM製造・非製造業景気指数です。

パーセンテージ化された数値が実際には発表され、伸び率が良いほど景気の良さを示します。

 

要人発言とは?

要人発言とは

  • 国の経済政策をになう大臣や関係する政治家
  • 主要銀行の総裁や関係者

これらの発言の発言を指します。

例えば、米中貿易問題なら米国大統領の発言金利なら中銀の総裁の発言などは、為替に影響するほど発言力があるので注目されます。

 

政策金利とは?

政策金利とは、中央銀行が一般の銀行にお金を融資する際の金利です。

  • インフレの時は政策金利を引き上げる「利上げ
  • デフレの時は政策金利を引き下げる「利下げ

これらを行って経済のバランスを整える働きを担っています。

 

一般の銀行は、企業に対して資金を融資します。例えば、不景気(デフレーション)では、企業を活性化させるため利下げを行います。

これによって、安い金利で開業資金などを借りられるので経済の活性化を促す仕組みです。

 

貿易収支とは?

貿易収支とは、輸出と輸入のバランスを示す経済指標です。

輸出額ー輸入額の差が具体的な金額で発表されます。

 

輸出額が輸入額を上回ると、自国の貿易収支は「黒字」と判断され、逆に下回ると「赤字」です。

 

番外編 SNSでみるネットスラング用語

最近では、SNSの発展によってFXで使われる独自の用語が多く生まれました。

 

例えば、ツイッターでも米国大統領や有名投資家の発言は注目されやすいです。

また、その速報性は非常に高く、正確かどうかは自己判断ですが役には立ちます。

なので、俗にいうFX界隈で使われる用語を解説します!

トランプ砲

米国の現大統領ドナルド・トランプ氏の発言で為替が急変動する現象を指します。

例えば、注目の経済問題に対して「SNS上で発言」すると為替市場が大きく動く原因になる事があります。

近年では、ツイッターでも要人発言として扱われる傾向があり、突発的に発射される情報という意味で○○砲となったようです。

 

ドラゲナイ

ツイッター上で使われる、欧州中央銀行(ECB)の元総裁マリオ・ドラギ氏の発言を意味する言葉です。

 

政策金利の発表後にある総裁発言は、とても注目度が高く、発表が日本の夜である事から「ドラギナイト」が由来。

もしくは、ドラギ総裁と人気アーティストの曲を文字って生まれたとされています。

 

どちらにせよ、総裁発言は英語で配信されるため、SNS上で「ドラギナイ」と検索すると有志が日本語訳を掲載していたりと意外と有用です。

 

億トレーダー・億り人

投資家もしくはトレーダーとして成功した人を表現する言葉です。

億単位の資金を運用もしくは、総資産が数億の成功者を指します。

 

近年では、「仮想通貨バブル」によって「億り人」という言葉も使われるようになりました。

どちらも、成功者かつ億単位の資金で同じ意味合いです。

FXをするなら、誰もが目指す1つのゴールですよね。

 

ロスカ

国内のFX会社が、損失が出た際に資産を守る措置としている「強制ロスカット」を指します。

もしくは、損切り「ロスカット」として使われる場合もあります。

 

退場

資金を完全にゼロにしてしまい、FXを辞める事です。

私もアナタも一番避けたいのが「退場」。

トレードで負けても資金があれば、何度でもチャンスはあります。

退場しない事が何よりも大切です!

 

まとめ FXは用語を覚えると、理解が深まる

今回は、「【FX用語まとめ】取引の専門用語・ニュースで見る難しい用語を解説します!」のテーマでお送りしました。

 

FXって専門用語が多いですよね。

私も初心者の頃は、1つ勉強すれば、分からない用語が3つ以上出てくるといった感じでした。

しかも、1つのサイトで全部まとめてある事ってないですよね。

今回は、私がFXをする上で実際に必要な用語をまとめました。これを役立てて、アナタのFXに対する疑問を解決できれば嬉しいです!

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